英カルチャー誌が6月に発表した、毎年恒例の「住みやすい街」ベスト10。とは、言っても紹介ページは、[ http://xbrand.yahoo.co.jp/category/lifestyle/5645/1.html:title=こちら]だったりします。
ずばり、東京は4位。パリが7位。 ロンドン、NYはトップ10に入らず。そう考えると、大都市で入るのは大健闘です。
基本的に、この手の欧米の住みやすい街ランキングでは、スラム・犯罪などの問題により大都市は入りずらい。それに比べて、確かに、東京は住みやすい。家自身は小さいけど、利便性、文化、教育、清潔さ、犯罪の少なさ、どれをとっても世界最高水準の良さ。
日本は衰退しても、東京が世界のトップクラスであることは、当面の間続く。
【2030年になっても】
世界の都市圏ランキングでは2030年になっても、東京は世界一位（悪くても2位）の大都市である。質を考えると、実質1位だろう。
日本の人たちは、意識していないが、東京を基準に考えると、NYすら小さく見える（だいたい大阪なみ）。パリ・ロンドンなんて、名古屋なみ。
だから、間違っても、東京的な価値観で、世界を見るととんでもないことになる。
中国やインドは、意外と分権型の国家なので、都市圏としては、一極集中の東京ほど大きくならない（可能性があるのは、広州と香港都市圏の一体化ですが）。
日本は、共産主義国家＝中央集権というイメージがありますが、意外と地方は中央の言うことを聞かないし、独自の意識・文化・経済圏を持っていたりします。そのため、意外と東京のような超巨大都市が生まれにくい。
