救急車のタクシー利用なんて大きい問題じゃない。病院のたらい回しの方が大きな問題。

 家族が2回程、救急の世話になったんだけど、まぁ、あまり褒められた搬送じゃなかった。
 家まで、10分程度で来るんだけど、搬送する病院が決まるまで、家の前で20分〜30分待ち。


 前から思っていたんだけど、
 救急車のタクシー利用で、救急車が不足しているんじゃなくて、病院のたらい回しで救急車が不足しているのではないだろうか?


 1秒を争うので、救急車のタクシー利用は辞めてくださいなんて、実は些細な問題なのではないだろうか。


 たらい回しの原因として、「空きベッドの不足・手術中・専門医の不在」などが上げられますが、どの程度原因なのか、非常に胡散臭い。
 間違いではないと思うけど。


 病院のたらい回し。地方では比較的少ないらしい。
 なぜなら、大病院が一つしかなく、一択しかないから
 回すなんて贅沢はできない。
 だから、とりあえず引き受ける。
 地方の病院の人の努力としか言いようがない。


 患者から見ても、その病院1個しかない訳だから、そこで駄目なら駄目と諦めやすい。
 ここじゃなくて、別の病院なら助かったかもなんて話にはならない。
 そこしかないんだから。
 そのため、訴訟リスクも幾分か軽いと思われる。


 本来は、データを公表して、在野の学者などに研究させるのが重要なんですが、まずこの手のデータが公開されることはないですね。