珍しく政治の話。
都議選を見ると、自民党の圧勝ですね。
地方議員の議席が国政の勢いで決まるのは、問題なような気がします。
前回の都議選で、自民党の人が落ちましたが、自民党の都議の人がないか悪さをやったのでしょうか?
地方で良いことをしても、努力をしても、国政の人がバカをやったら、評価されずに落とされるなんて、まともな人材が育つわけがありません。
地方議会なんだから、地方議員の一人一人を評価しないと駄目なのではないでしょうか?
今回は逆に民主党が落ちますが・・・議員の人たちはどんな感じなんでしょうね。
受かるか、受からないか、個人の努力ではなく流れだけで決まるのは。
横浜では、市長が変わって、税金を投入して待機児童を大幅に減らしました。お金のある横浜ならではの力技ですが、地方の政治って、泥臭いけどこういうものでしょう。
地域を観察して、地域の問題を地道に対処する。
そう言う政治家が、良い政治家のような気がします。
国政の流れで、地方政治家がきまったらやってられませんよ。
たぶん。
もっとも、民主党は、その点をわかっていない。
なぜか、地方選で、安倍政権批判中心。
安倍政権の支持>>民主党の支持なんだから、そんなことしてもみんな投票しないよ。
その点、共産党の方が都政を問題にしているだけましだった。
さて、話は変わりますが。
世論調査を見ますと、社会保障をカットしても良いから減税(新自由主義・新保守主義)と言うのは少数派でして、日本人は増税しても良いから社会保障を整備してほしいという人が多数派です。
減税してかつ、社会保障整備と言うのは、財政的に見て現実的ではありませんので、論外。
そのような背景があるのですが・・・・国民の投票行動を見ると、投票先は、新自由主義・新保守主義となっています。
投票行動だけ見ますと、日本国民は新自由主義・新保守主義を支持していると言うことです。
まぁ、民主党が駄目駄目過ぎて、共産党が論外なのでしょうがありませんが・・・
その結果、当然政策は、新自由主義・新保守主義的なものになるわけです。
が、国民の重視する政策と差が出るので、政府の政策を支持するから、政府を支持するという流れにならず、どうにも支持率の原因が、人格などが中心になります。
そのため、ちょっとしたスキャンダルでドタバタする訳ですが。
長期安定政権が出現しないは、国民が原因なのですが、まともな政党・野党が育たないのは本当に困ったものです。