WBC:日本VSブラジル戦 〜野球の怖さと面白さが出た試合

 野球の怖さと面白さが出た試合でした。
(個人的には、野球の方がサッカーよりも、一発勝負の怖さがあると思う)

 正直、ブラジル相手に、ここまで苦戦するとは思わなかった。

 調子が悪い田中選手が打たれたのは、ある程度予想できたけど。
 杉内選手が打たれたとは。
 マジで、大ファールを打たれた時は、ビビった。

 ブラジルの選手のプレイや経歴(社会人野球、元ヤクルトなど)を見ていると、思ったよりレベルが高いことを認識。

 ブラジルって言っても、在日ブラジル人野球チームと言って良いぐらいな感じ。
 当然、野球を良く知っているし慣れている。
 バットを振り回さない。球をしっかり見ていて、三振を取るのに、予想以上に苦労している感じだった。
 大型扇風機タイプの選手がほとんどいなかった。

 ラテン系の荒っぽい野球というよりも、日本の細かさとラテンの大胆さを持ったチームと言う感じだった。
 特に、22歳のレジナット選手はアメリカ3Aの選手なんだけど、コンパクトなスイングでなかなかの選手。1番・オルランド選手も元3Aで足の速さは噂通り。

 しかも、心理的にはかなりタフだった。
 日本にリードされた時点で、あきらめムードが漂うかと思ったけど、チャレンジャー精神を失わず、しっかりプレーしていた。
 むしろ、7回ぐらいになると、勝ちを意識して固くなった感じでしょうか。
 なんか、高校野球を見ている感じでした。


PS
 もっとも、今回野球の恐ろしさを身をもって知ったのは、日本よりも韓国だった模様。
 まさか、オランダ相手に0−5で負けるとは。

PS2
 野球は130試合と、サッカーなどよりも圧倒的に多い。
 これは、ピッチャーの多様性や出来などで、勝ち負けがサッカーよりも固定的ではないためでしょう。
 30試合程度なら、最初のスタートダッシュが上手く行ったチームが優勝してしまい。
 本当に強いという感じではなくなってしまいます。

 逆に考えると、試合数が少ないのは本当に恐ろしい。

PS3
 一試合見ただけで何ともいえないけど、
 若いレジナット選手や俊足のオルランド選手は、2年間ぐらい試にとっても良いじゃないかと思えるぐらいだった。