日本のニュースの特徴は...読んでも、さっぱり良く判らない点。
読めば読むほど、判らなくなる点だ。
当然、私は専門家ではありません。
文部省の基準。
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305173.htm
特に判らないのが...①超えた場合、どうなるのか?
②土壌汚染に対する対応がない。
【②土壌汚染に対する対応がない。】
②がないのは、書類の表題を見ると書類の都合とか、セクションが違うとかの縦割り原因でしょうか。
しかし、総合的ではないため、それだけが独り歩きする。
暫定基準なのだから、いつからいつまでの基準と、寿命を書けば良い。
そして、時間が経つ毎に、厳しくして行くことが、明確であれば、ここまで混乱はしなかっただろう。
現状だと、基準以下は放置と取られてしまっている。
【①超えた場合、どうなるのか?】
①に関しては書いてある。
また,児童生徒等の受ける線量を考慮する上で,16時間の屋内(木造),8時間の屋外活動の生活パターンを想定すると,20mSv/年に到達する空間線量率は,屋外3.8μSv/時間,屋内(木造)1.52μSv/時間である。したがって,これを下回る学校では,児童生徒等が平常どおりの活動によって受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。さらに,学校での生活は校舎・園舎内で過ごす割合が相当を占めるため,学校の校庭・園庭において3.8μSv/時間以上を示した場合においても,校舎・園舎内での活動を中心とする生活を確保することなどにより,児童生徒等の受ける線量が20mSv/年を超えることはないと考えられる。
学校内外での屋外活動をなるべく制限することが適当である。
学校での基準なので、学校での対応でしかない。
要するに、校庭が汚染されている場合は、野外活動を制限しましょうと言う話だ。
学校における基準なので...通常より厳しいのは、可能の様な気がするけど...ゆるくする意味が判らない。
校庭が2ヶ月使えないのは、遊べないので痛いが...
体育なんて、2ヶ月くらいなくても、問題ない。その間に下げる努力をすれば良いような。
そもそも、食べ物による被ばくは計算していないような気がする。
食べ物などにより、基準を超えた場合、どうするのだろうか?
そうなってくると、『学校の野外活動制限』という対処法を完全に範囲を超えてしまう。
【全体と部分の混同】
そもそも話として、
Ⅰ生活全般での20ミリシーベルト
Ⅱ校庭での3.8μSv/時間
が混在しているような気がする。
部分Ⅱは、全体Ⅰよりも厳しい規定にしても良いはずだ。
生活全般(全体)の20か10かという話をしているのに、見ている点と行動のポイントが、学校という部分になっている点が、歪みを生み、すっきりしない。
Ⅰ生活全般での20ミリシーベルト
を超えた場合、どうなるのだろうか?
避難でしょうか?
子供は10ミリシーベルト、大人20ミリシーベルトとした場合、子供超えました。子供だけ避難。
そんなことが現実的だろうか。
それに...
学校ならば、表土を取ることにより、数値を下げることが出来るで、Ⅱの校庭の基準はもっと低くできるでしょう。
つまり、地域全般よりも低い、学校を安全領域にすることは十分可能だ。
食べ物の問題は解決されないけどね。
しかし、外で働く、農民は、どうするんだろう。
表土を全部取るのだろうか?
耕し厳禁ですね。
農水省は対策基準を出しているのだろうか?
判らない。