アイスホッケー振興のために、ストリート・ボールホッケー(ユニバーサルホッケーでもOK)の振興を

 ストリート・ボールホッケーとは何かと言いますと、道路などで出来るように、パックではなくボールを使い、靴を履いてやるホッケーです。
アメリカだと、ストリートホッケー。カナダですと、ボールホッケーと呼ばれていますので、表題ではストリートボールホッケーと書きました。
世界的な組織名が、ストリート・アンド・ボールホッケーなので、そんなに大外れではありません)


 カナダやアメリカで盛んなスポーツです。


 ボールを使うから、一見フィールドホッケーと変わりませんが・・・ルールはアイスホッケーベースですね。
 スティックもアイスホッケーがベースですし。


 このストリート・ボールホッケーは、アイスホッケーよりもやるためのハードルが低く、いろいろとメリットが多く、アイスホッケーの普及に役立ちます。


■簡単
 スケーティング技術が不要なので、アイスホッケーよりも簡単です。
 そして、他の野球やサッカーよりも簡単です。


 手は足よりも器用ですので、ボールの扱いの習得はサッカーよりも簡単ですし、
 野球は一塁に投げたりするのに技術が必要なので、野球よりも簡単です。


■いろいろな場所で出来る。
 スティックを変える必要がありますが、道路や校庭、体育館で出来ます。


■省スペースでも可能
 サッカーが普及したのは、ミニサッカーなど省スペースで可能なことも一因です。


■安い
 スケートは入りませんし、借りるのが安い体育館で出来ます。
 装備もアイスホッケーよりも柔軟ですね。この辺は、フィールドホッケーに近いです。



 以下は、アイスホッケーも含めたホッケー全般のメリット。



■身長が低くても楽しめる
 多くのスポーツは身長が高い方が有利なのですが、バスケやバレーは、完全に高身長者向けのスポーツですからね。
 対して、ホッケーは身長の低さを技術でカバーでき、身長が低くても楽しめます。



■チェンジが多く、参加機会が多いので、皆が楽しめる。
 野球やサッカーの場合、ベンチの選手がフル活動と言うことはまずありません。
 対して、アイスホッケーは競技の性質上、フル活動になることが多いですね(キーパー以外)。



■意外と幼児向き
 何よりも素晴らしいのが小さい子も出来る点。
 細かいルールを抜きにすれば、保育園児でも楽しめます。
 ホッケーは上半身、下半身両方とも使うスポーツなので、運動には最適です。


 サッカーは心肺能力が鍛えられるのですが(そもそも、幼児にはハードトレーニングは不要なのですが)、運動が下半身に集中しています。
 そのため、バランスのとれた運動という点で見ますと、野球やホッケーに比べると劣ります。
(野球は投げる、走る、打つ、守るといったふうに、いろいろな要素が必要となるスポーツですので、バランスの取れた運動能力の向上が見込めます。ドッチボール、バスケットもそうですが)
 ホッケーは投げる以外、さまざまな要素が含まれる運動なので、バランスの取れた運動能力の向上が見込めます。