「適当」と「いい加減」という難しい日本語 〜適当加減が判らなくて難しい

「適当」と「いい加減」。悪い意味と良い意味二種類があり非常に言われた時に悩む単語。
 文章の流れの意味から理解するのでしょうが。
 「適当に仕上げて」、「いい加減で」などと言われると、①出鱈目、手抜きと言う意味なのか、②適切にという意味なのか、時より悩んでしまう。


 私が昔、新入社員だった頃、「適当に仕上げて」、「いい加減で」の言葉の、適当加減が判らず、とっても苦労した気がする。


 適切の基準は、先輩や上司によって違うので、相談してもなかなか上手く行かない。
 見本が一発あれば、基準になるんだけどね。



【適当】

1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
 「工場の建設に―な土地」「この仕事に―する人材」

2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を―に加える」「一日の―な仕事量」

3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を―にあしらう」「―な返事でごまかす」

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/12667700/


【いい加減】

 出鱈目という意味でも使いますが。
 好い加減のお風呂など良い意味でも使う。

1 仕事を最後までやり遂げずに途中で投げ出すさま。投げやり。おざなり。無責任。「―なやり方」「―な人」
→出鱈目(でたらめ)[用法]
2 相当な程度に達しているので、ほどほどのところで終わってほしいさま。「―に雨もやんでほしい」「冗談は―でやめてくれ」

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/9323/m0u/


 なんで、こんな話を書こうかと思った理由は、こんな題名のメルマガが来たため。
「最もいい加減なメルマガ」
 http://www.soubunshu.com/article/343313597.html

 宋文洲さんに一度お会いしたことがあり、それ以降メールを登録していますが・・・
 題名の真意を取るのが難しい。


 「最も出鱈目なメルマガ」という意味なのか、「最も良い感じのメルマガ」という皮肉とも取れる。