映画『パシフィック・リム』感想:ネタバレレビュー 

怪獣VSロボットということで、ヱヴァンゲリオンが頭に浮かびましたが・・・・


 何と言うか、良い意味でごった煮ですね。


 マジンガーZのようであり、Gガンダムのようであり、結局、ウルトラマンのようでもあり。


 最初、なんで、ロボットがライフルとか持っていないのか不思議だったんですが・・・・理由は映画を見ていて予想が付きました。


 怪獣に二―ドロップするわ、怪獣の首にヘッドロックするわ、そして、ロケットパンチ


 マジンガーZみたい。


 肉弾戦したかったのね。
 剣でバッサリするシーン入れたかったのね。
 胸からロケット?出したかったのね。


 メカデザインも、あえて、洗練されていない感じ。
 80年代でもなく、50年代、60年代の鉄人に戻ってしまった感じ。
 確信犯なんでしょうけど。


 題名のパシフィックリムとは環太平洋のこと。
 怪獣が出現する次元の亀裂が太平洋にあるためか、襲われるのは環太平洋の国々。


 そのため、ロボットはアメリカ製だけではなく、ロシア製、中国製が登場します。



【ネタバレ】


主要なキャラクターは以下の感じ

・兄を失った、現場を離れた主人公
・第一世代ロボットのエネルギー源の放射能の影響で、
 乗ったら死んでしまう司令官
・司令官に育てられたヒロイン(日本人)、敵への恨み持ち
・父と搭乗する若手
 主人公との対立役兼ガス抜き。
・オタク科学者コンビ


 いや〜定番ですね。



怪獣は、2013年頃。
太平洋の海底にある次元の裂け目から登場。
人類は通常兵器で対抗。
多大な被害を受けるもどうにか倒す。


二匹目三匹目の攻撃を受け、全人類で対抗することを考え、
巨大ロボット:イェガーを製造。


人類側の優勢で進む。
怪獣の出現はイベントになり、パイロットはスターに。


しかし、2020年頃、新型の怪獣が登場。
主人公は兄を失い、
再び人類は劣勢へ。


それから数年後、
人類は巨大ロボット:イェガーではなく、巨大な「命の壁」を作り、身を守るとする。

(まるで進撃の巨人の様だ・・・)


対照的に、巨大ロボット:イェガーは予算を削減され、何十体も居たのに第五世代で製造中止になる。


 そして、映画の時代へ。


 ストーリー自身は、兄を失った主人公が相棒となるヒロインを得て、怪獣を倒す。

 以上。 なんですけどね。


 見せ場はやはり肉弾戦(?)のアクションシーン。


 エヴァと言うよりも、ウルトラマンGガンダムマジンガーZですよ。


 最終決戦では、残りのロボットはエネルギーの原子力を利用しての自爆。


 ヒロインの声は、レイの声優さんの林原めぐみさんなので、これは判っていてのアフレコなのだろうか・・・