【できないのレベルが昔と違う】
30代、40代の人のできないのレベルと、現在のできないではレベルが違う。
昔は、中学校3年生になれば、どんなにバカと言われる生徒、下位1%でも足し算・引き算・掛け算、%の計算はできた。九九を間違えずに言えた。
今の下位5%は上記のような簡単な計算すらできない。
今の時代、中学校すら突き抜けて、小学校レベルの計算がまともにできない高校生や大学生が量産されている。
それを踏まえて、以下の記事。
橋下市長 小中学生の留年検討
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120222k0000e040179000c.html
議論の本質は、こっちなんでしょう。
「義務教育で本当に必要なのは、きちんと目標レベルに達するまで面倒を見ること」
では、「目標レベルに達しない」子供は、どうするのか?
留年ということなんでしょう。
ここでの留年は、無責任・放置の反対で、
留年させてでも、最後まで「面倒を見る」というのが、本質のような気がする。
小学校の計算ができない子供を、小学校の段階で教えるのと、高校生になってから教えるのでは意味が違う。
小学校で直せば、中学時代の授業時間を無駄に過ごさないで済む。
高校の時点で、高校の内容を学ぶことができる。
【小学校】
基本的に、一部小学生教師の無責任ぶりは凄い。
足し算・引き算・掛け算をまともに出来ない子供を中学に平気で送り込むんだから。
当然、中学の勉強がまともに出来るわけがない。
子供にとっても不幸だし、先生にとっても不幸だ。
それに対する一部小学生教師の意見は、
「中学が補習すれば良い。」「それは中学校の問題」などと平気言う。
中学は、中学の勉強を教えるところ。
小学校の内容を教えるのは、小学校の責任だ。
ならば、中学生の補修を行うのは、中学校の責任と言うより、
小学校の責任でやるべきだろう。と思ってしまう。
じゃあ、誰が補習をするのか?
最高責任者である校長や教頭にさせましょう。
【お金とマンパーをどう確保する】
地方公務員の給与は、基本的に民間よりも高いです。しかも、小学校の先生は、普通の公務員よりも給与が高く設定されています。
昔なら、大卒はエリートですが、今の時代、大卒はエリートでも何でもありません。そのため、上乗せ分を削除すれば、お金に関してはある程度出ます。
今の時代、大卒主婦パートさんも珍しくありません。
彼らを補習用のアシスタントとして雇えば、全然可能です。用はやる気ですが・・・