wikiによりますと、
データ(DATA)とは、基礎的な事実や資料をさす言葉とあります。
情報(infomation)は、あるものごとの内容や事情についての知らせのこととあります。
informが知らせるという意味ですので、ationが付いて名詞化したわけです。
とは言っても、良く判らない。
最大の理由は、業界によりどうにも変わってしまうためです。
コンピュータ業界と通信業界、物理業界、哲学の業界で、意味がどうにも違う感じです。
【情報とは】
例えば、懐中電灯の明かりを点灯させることを考えてみましょう。
何も考えずに、点滅をしても、意味がありません。
ただし、モールス信号などに合わせて、点滅させれば意味を持ち、点滅は情報を送信していることになります。
意味というのが重要なポイントの様です。
意味があるなしで、情報なのか、ノイズなのかが別れます。
上記の例で言いますと、相手がモールス信号を知らなければ、意味がある情報なのに、情報ではなくなってしまいます。
また、ランダムな点滅であっても、場所の確認には役立つかもしれません。
情報なのか、ノイズかは、解釈者が意味・価値を認めるかにより大きく変わります。
あまり、固定的に考えない方が良いと思います。
【記録されていないのはデータか?】
記録されてない、観測されていない情報は、どうなるのだろうか?
明確な定義は見つからないのですが・・・
これはデータと言えないのではないでしょうか。
【データと情報の関係】
観測も、記録されておらず資料になっていない情報というのも存在しますので、
世の中には、情報だけど、データではないというのがあります。
コンピュータやデータベースの教科書などを読みますと・・・・
データの中から、意味のあるデータが「情報」となるみたいな書かれ方をします。
データベースの世界では間違いはありません。
コンピュータの世界は、観測・記録されてないものは対象にしないので・・・
要するに、黒線の中だけを対象にしているような気がします。
【ITとICTの違い】
これはもう業界の話ですね。今の時代、ITとICTを分ける意味はありません。
Cはコミュニケーションのことです。
昔は、コンピュータと通信(電話など)と放送は別物みたいに言われていました。
電話の交換機は電子機器・コンピュータですし、放送で使われている機器も電子機器・コンピュータでしたが・・・
根っこは同じなんですが(日本のコンピュータメーカーの多くはもともと電話交換機のメーカーでした)。
用途や適応法律が違うために、別業界になっていました。
動画を見るのはテレビ、会話をするなら電話、情報を処理するならコンピュータとなるわけです。
ところが今は、全部スマホやパソコンで出来ますからね。
コンピュータの技術者から見れば、昔から同じものだったのですが、文系の人には同じ元認識できなかったようです。
ところが、インターネットの発達により、コンピュータと通信(電話など)と放送の業界の垣根が、なくなってしまいました。
そのため、業界の人たちが、ICTなんて言葉を発明したわけです。