日本の企業の研究開発能力は、海外から非常に高く評価されています。
じゃあ、なぜ、利益が出ないのか?
本社が、だらしないからです。本社コストが、海外メーカーと全然違うんです。
また、日本の大学の研究開発能力も、海外から非常に高く評価されています。
では、なぜ大学ランキングなどで評価が低いかと言いますと、経済学などの分野が低いためです。
しかしながら学生(日本人)に対する評価が異常に低い。
日本人より、留学生か...
日本で海外に留学した人すら、採用せず、使いこなせないのに...
ソフトウェアの現場では、インドの方、多いですね。
一部の人たちは、日本人要らないなどと言っている人もいます。
理由は、言語が出来るから?
それはおかしいだろ。
研究開発部門なんだから。
(研究開発に語学力が不要という訳ではない)
ハッキリ言って、文系の人たちは開発現場を理解していない。
「良く言うのが開発者たちは、市場を見ない。自分たちの作りたい商品を作る」
なんてことが言われ続けている。
『技術者は、仕様書に基づいて開発するので、勝手に開発することはない。』という当たり前のことすら、知らない人が多い。
特に大会社。
脱線しました。
【時期に見切られる日本企業】
ソフトウェアを開発する人は、インドや海外では、高所得者であり、知識や能力がある人として、尊敬される。
しかし、日本国内での扱いは、最下層。
使い捨ての人材。お金もらっているから、我慢しているけど、結構、ポジション的な待遇には不満が多い。
これは、ソフトだけではなく、他にも当てはまる。
留学生を取ったとしても、どうせ古い価値観で人材管理するのが目に見えている。
取って、ある程度、育てた段階で見切れられるのが落ちだ。
【もっとも、言語は重要】
言語は重要です。
世界最先端の論文の多くは、英語ですから。
しかし、機械翻訳が発達したので、以前より、英語論文を読むのは容易になっています。
機械翻訳でも、ある程度、英語論文に慣れれば、実力が上がります。
では、現在の理系が英語が堪能になった場合...日本企業が選らばれる存在になるだろうか。
日本企業が日本人理系を切るならば、日本人理系も日本企業を切る時代になる。
能力のあるトップクラスの人は、もう日本を見切っています。
中流の技術者も、言語能力を磨き、日本を見切らないといけない時代が、来てしまったわけですね。
ネットで見つけたネタですが...
ジェームズ・C・コリンズの企業凋落の5段階
「企業が凋落する5段階」
第1段階「成功体験から生まれた自信過剰」
第2段階「規律なき規模の追求」
第3段階「リスクと危うさの否定」
第4段階「救世主にすがる」
第5段階「企業の存在価値が消滅」
現状の段階は、第4段階か、第5段階でしょうか。