AKB第3回総選挙で、前田敦子が返り咲き首位らしい。
それに対して、私の知り合い(女性)のコメント
「前田敦子のかわいさがどうしても理解できない。もっと可愛い子いるじゃないか」
ファンが聞いたら、殺されそうなコメントだが、同意する人も多いではないのだろうか?
しかし、知り合いは肝心なことを忘れている。
この選挙は、「かわいさコンテスト」ではなく、ファンによる選挙なのだ。
【なぜ、1位であることに納得できないのか】
考えられる上位は以下の三つ。
①ジェネレーションギャップ
②総合力
③支持者の分裂
①ジェネレーションギャップ
AKBのファンの中心は、10代後半から30代前半の男。
30代後半、40代のバブル文化とその残光を知っている人とは美意識が違う可能性がある。
個人的には、堀北真希を、どの程度可愛いと思うかが、一種のベンチマークの様な気がする。
②総合力
この選挙は、「かわいさコンテスト」ではなく、ファンによる選挙なのだ。
そのため、トークや人柄、親しみやすさなどが重要になる。
モーニング娘の時もそうですが、一番人気は、一番かわいいと限らない。
可愛すぎる、美人過ぎる人には、親しみがわかず、遠い存在に感じられる。そのため、この手のファン投票では一位になりずらいのだ。
この辺は、寒流でモデルのようなスタイルのKARAや少女時代が、男に受けないのと関係がある。
草食化も関係あるかもしれないが、そもそも60代の一番のアイドルが、吉永小百合であることを考えると、昔から変わってないと言える。
③支持者の分裂
これは一般の選挙にも言えることですが、似たような人が乱立すると票が割れる。
結果として、キャラカブリが一番ない人が売れるのだ。
これは、芸能だけではなく、商品開発において一番重要なことだ。
一番大きな市場は、市場が細分化してしまい、一番売れる市場とは限らないのだ。