ドームで直火の調理ができないのは本当なのか。 なぜナゴヤドームは不味いのか。

 消防法の関係上、ナゴヤドームは直火の調理ができないため、不味いという話を聞きます。対して、西武ドームは半分野外なので、直火調理ができるので美味しいとの話も聞きます。

 でも、ドームだから直火(裸火)調理ができないというのは本当なのでしょうか?

 調べてみると、どうにも怪しい。

 

◆ドームも、劇場も地下街のレストランも対象

 地下街のレストランは火事にならないなんてことはありません。でも、直火(裸火)調理していますよね。 地下街が安全で、ドームが危険?、そんなことはありません。

 

◆消防法は直火(裸火)に対して規制

 消防法は直火(裸火)に対して規制をしています。

 規制は禁止ではありません。

 タバコは裸火ですよね。 料理の火は火事になるけど、タバコは火事にならないなんて、アホなことはありません。

 ですので、タバコも規制対象になります。

 じゃあ、ドームでタバコを吸えないか?というと、そんなことはありません。

 場所が限定されますが、タバコは吸えます。

 煙の問題で禁止? タバコは煙出ますよね。 換気は問題になりますが、換気できない訳ではありません。

 

 つまり、直火(裸火)がOKな場所とNGな場所があるのです。

 通路とかはNGな場所(火気厳禁)です。

 で、売店があるところは通路なのか、部屋なのかがはっきりしない。構造を見ると、通路に見えなくもない。

 ですので、NGになっている可能性が高い。

 

 タバコ部屋のように、許可をもらい、ちゃんとすれば直火料理もOKになる可能性も高い。

 

◆裸火使用申請書

 札幌ドームでは裸火使用申請書がある。つまり、裸火使用が全面禁止ではない。許可をもらえばOKなのだ。

www.sapporo-dome.co.jp

 

◆結論

 ナゴヤドームの料理が不味いのは、消防法は関係ない。消防法を口実にして、怠けているだけ。

 そもそも、美味しい料理を提供しようとする気がない。だから不味い。