auの誇大広告でKDDIに措置命令でたけど、HPに謝罪なし

 KDDIは「広告の制作過程で情報共有が徹底されず、誤った表示を見過ごしてしまった」と説明。「真摯に受け止め、広告のチェック体制の強化など再発防止に取り組む」などとコメントした。


 技術部門と広告部門のコミュニケーション不足とテレビでは報道していたけど、事態はもっと深刻だろう。

 消費者庁によると、問題の表示は昨年9〜12月にKDDIのホームページ(HP)やカタログに記載。iPhone5や同社の高速通信サービス「au4GLTE」の説明で、「2012年度末に実人口カバー率約96%に拡大」「受信時最大75Mbpsで快適データ通信」などと、全国の主要都市で受信容量が最大毎秒75メガビットで通信できると表示した。

 しかし実際にエリアを96%に拡大する計画があったのはiPhone5以外のスマートフォンスマホ)機種だった。iPhone5では昨年9月の発売時にこの速度で通信できる地域はほとんどなく、今年3月末時点の人口カバー率は14%にとどまっていた。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104X_R20C13A5CR8000/?dg=1


 内部で誰か気がついていたはずだし、消費者からクレームが来ていただろうし。
 消費者センターには57件来たそうだけど。
 その内容の多くは、解約や詐欺じゃないないかなどの苦情だろう。


 単純なクレームとしては、AU本体には、10倍〜100倍以上来ていたのではないだろうか?


 ネット系の一部マスメディアでは取り上げられていたので、上層部が知らない筈がない。


 知っていても知らなくても、経営陣は、そうとうマヌケだということだ。


そして、HP上には一切の謝罪がない。
http://www.au.kddi.com/


 謝罪文、なんて簡単に出せるでしょ。


 本来ならば第3者委員会が設置されて、調査されても良いぐらいのものだけど。
 そうなると、上層部の首が次々と飛ぶだろう。


 適当な理由を言ってお終いか。


 NTTの元気がイマイチだと思ったら次はKDDIの不祥事か。酷いものだ。