【背景】
肉の場合、鮮度命というわけではありません。
生肉が好まれる場合もありますが、熟成のために置くことの方が多いと思います。
そのため、基本的に肉は時間をかけて外国から持って来ても良い食材です。
対して、ホルモンの場合は鮮度命。
冷凍ホルモンもあるけど、冷凍物はやはり味が落ちるとのこと。
対して、ホルモンは、基本的に肉は時間をかけて外国から持って来るのに向かない食材です。
つまり、ホルモンは国産向きと考えられます。
逆に国産はホルモン向きというか。
【厚木ホルモン】
厚木でホルモンが盛んなんなのは、食肉処理所があったからとか、米軍基地があったからなどといわれますが。
鮮度の良いホルモンを入手できる場所だったのは間違いない。
北海道の場合、食肉処理場が北見や釧路、帯広など都市近郊に、複数あるため鮮度と言う観点では、厚木に勝るとも劣らないものが提供できるはずです。
【問題】
北海道にはあまりホルモンを食べる文化がない。
そのため、だいたい3割〜4割のホルモンしか活用されていないとのこと。
もったいないですね。
道外に出そうにも、そうなると鮮度の問題が出てきて、結局冷凍するしかない。
そうなると、味が落ちる上に、外国産との差別化にならない。
やっぱり、生が良い。
解決策の方向性としては、北海道内のホルモン文化を発展させて、道民・観光客に食べてもらうのが一番。
海産物・ジンギスカンばかりだと飽きるので、ホルモンが加われば、食の幅が広がる。