ないからできるサービス 〜アイデアの考え方

 家の近くのパン屋さんでは、パンを買うと小さい紙コップがもらえます。
 そして、セルフ式のインスタントコーヒーが飲めるのだ。
 その店は郊外店なので、大きな駐車場があり、その一角にテラスがあり、そこでゆっくりできる。


 結構利用している人は多い。
 営業途中のサラリーマンも居れば。
 近所のおばさん。
 子育て中の若いご婦人などなど。


 喫茶店じゃないからできるサービスでしょう。
 なぜ無料出来るかと言うと、コーヒーは原価率が低いから。一杯10円もしない。
 顧客サービスの向上と売上アップを狙った妙案ですね。


 セブンイレブンも100円のセルフ式コーヒーを出すそうです。この低価格も喫茶店じゃないからできるサービスです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130128-00000544-san-bus_all

 低価格で上質なコーヒーを提供することで、スイーツや調理パンなどほかの商品を同時に購入してもらうことを想定。昨年夏から先行して扱いを始めた北海道や鹿児島県では、調理パンの売り上げが30%増、スイーツが同20%増となったという。


パン屋さんと同じ効果ですね。


【商店街への応用】
 小さい商店街は、意外と喫茶店もなければ、○×もないというのがあります。
 そうなってきますと、○×じゃないからできるサービスが急速に増えるわけです。


 商店街にないからできるサービス。
 本業じゃないからできるサービス。
 プロじゃないからできるサービス。
 専門家じゃないからできるサービス。
 まぁ、いろいろ考えられます。


 逆の発想ですね。