リンカーン 秘密の書 微妙だったな〜ネタバレあり

本日公開の「リンカーン 秘密の書」を見てきました。
一言微妙。
題名の秘密書は・・・リンカーンが書いている日記のことでしょうか。
特にストーリーとは関係ありません。


原題は、「リンカーン バンパイアハンター」なので、原題そのままという感じです。


予想外だったのが、銃をガンガンぶっ放す感じかと思ったのですが、リンカーン斧でバンパイアを倒します。
なんで、そんなにリンカーンがパワフル化するかと言いますと。
正直良く判りませんでした。訓練によるものなのですが。
なんか気合い?みたいのでパワーアップします。


ジョジョの奇妙の冒険のように、仙道?を覚えたわけではありません。


バンパイアというと、人間よりパワフルというイメージがあるですがね・・・


あと、バンパイア=太陽に弱い=闇の中での対決 というのが一般的なんですが。
この映画のバンパイア。ガンガン太陽の下で活動しています。

夜、部屋の中で殺すのは良いのですが、
太陽の下、リンカーンが斧で人型バンパイアと対決するのは、人間と対決しているようで意外と微妙です。


基本的に、2頭追う者は1頭も得ずの世界で、
大統領シーン、バンパイアハンターシーンともに中途半端な感じがしてしまいましたね。


以下、ネタバレ







実のところ、ネタバレしようにも、ネタバレするネタがない。
いつの間にか、大統領になりました。
南北戦争の裏で南軍と提携したバンパイアのボス倒しました。
以上という感じです。


ゲティスバーグが最終決戦の場所になるのも、南北戦争の歴史を知っていれば予想できた範囲。
さすがに、風と共に去りぬの世界の、シャーマンにより焼き払われたアトランタを舞台にはできなかったか。


何よりも、バンパイアがある程度組織立っているのに、ハンター側が組織になっていないとは。何というか、妙に個人戦みたいになっていて、スケールが小さいのか大きいのか良く判らなくなってしまいました。


個人的妄想。
昔のアメリカ大統領というのは、変わった人が多く。歴代大統領には発明家が居ます。
ジョージ・ワシントン:「たる型の鋤」の発明
トマス・ジェファーソン:「ポータブル机」、「回転椅子」。「乳母車用の折畳式日よけ」などの発明
エブラハム・リンカーン:「浅瀬を航行する船」の特許(米国特許番号6469号、1849年)

私はてっきり、リンカーンがバンパイア退治用の発明ぐらいするかなと思っていたのですが。どうやら、そういうのは一切無しですね。

リンカーンが、大統領(プレジデント)として政治家の階段を上るように、バンパイアハンター組織内でも地位が上がって行き、会長(プレジデント)になったら面白かったのに。などと思ってしまう。
でも、最後は、大統領なのに、替え玉を準備して、敵ボスとの一騎打ち。

駄目か〜。