知り合いがIPADを買って、自炊を始めた 〜電子書籍はまだか?

知り合いがIPADを買って、自炊を始めた。
(注意:ここで言う自炊は、自分で本をばらして、取り込むことを指します)


何冊も本を持つよりも便利ということですが・・・
携帯で普通の本を読むのは拷問。
デスクトップPCで見るなら、わざわざ自炊市内くても良いし(スペース削減以外)

スマートホンやタブレットを買った機会に、自炊へという人が多いのではないでしょうか?

他の知合いも、自炊していたりします。
自炊代行業者も結構あるみたいですし、
自炊って、世の中の何%の人がやっているんでしょう?

コミックとは小さいから携帯しやすいけど、
専門書はかさばるから、電子書籍にしてもらえるとありがたい。
(コンピュータ関係のでかくて重いのは、何とかしてもらえないものか)


ネットを検索すると、自炊で取り込んだデータをネットで公開している人は多い。

古本屋を探しても見つからない本が、見つかるのは嬉しいのですが・・・・
心の中では罪の意識がよぎる。


この現象は、90年後半の状況を思い出させます。
当時、CDをMP3に変換して、MP3プレイヤーで聞いていましたが・・・
その後、違法でアップロードされている音楽に手をだし・・・・

今は、普通にネットで買えますね。


それにしても、出版界の動きは遅い。
というか、企画乱立しすぎ。
相変わらず、アップルかアマゾンに駆逐されるのを待つしかないのだろうか?

この状況は、90年代前半の、パソコンの企画乱立時代を思い出させます。
PC98,FMR,X68000,TOWNSがあって・・・
結局、WINDOWSと価格の安いDOS/Vという流れが来たら、数年で壊滅。


もっとも、肝心のAmazon電子書籍専用端末のKindle日本発売は、2012年四月のはずが、年内へ。
駄目だなこりゃ。
(それにしても、通信会社はどこになるんでしょう? 日本はパケット代が高いから・・・)


 アマゾンは、今は何でも扱うけど、もともとは専門系書籍の利用者が多かった。
 専門系は、一般の書店で売っていないので、まさにロングテールそのもの。
 価格も高いので、輸送費を入れても割が合った。

 結局、アメリカの大学では、分厚くて重い専門書対策として、電子書籍が普及している。

 アメリカは、分厚くて重いハードカバーが多いので、それも後押しするでしょう。


歴史繰り返す。

悲劇としてだろうか? それとも喜劇としてだろうか?