ひばりが丘「東京ラーメン大番」 〜時間帯に合わせた商品・サービスを

 ひばりが丘「東京ラーメン大番」さん。
 味は悪くないのですが、
 立地はかなり悪く、夜遅くに行くと、お客さんが少ない。(日中はお客さんがいます)


 正直、入り辛く、客が客を呼ぶの逆になっている感じです。
 味が悪くないだけに、もったいない感じです。


 対して、近くの立地の良いラーメン屋さんは深夜でも満席だったりするので、客が居ない訳ではないです。


 原因は、立地だけではなく、時間帯に合わせたサービス・商品を提供できているかが大きいと思う。


 立地の良いラーメン屋さんは、深夜になるとラーメンを売りにしていない。
 「ビールとから揚げで、500円」「ビールと餃子で550円」と、ビールセットが最大の売りになっています。


 実際、店の中に入ると、ラーメンを食べている人は、半分くらいだったりします。

 深夜になると、終電も怖く、池袋で食べるよりも、地元でちょっと食べたい・ちょっと飲みたい気になります。
 そこら辺の客を上手くとっている感じでしょうか?


 ラーメン屋さんとしては、邪道ですが、お客が居るので、入りやすいのは事実。


【より細かく分ける】
 コーヒーは、朝専用等がだいぶ前から出ていますが、時間により人々の好みが違うのは昔から知られています。

 多くの飲食店では、昼はランチセットを設けるなど、昼と夜では、お勧めを変えています。


 しかし、ひとこと夜と言っても、5時台、7時台と10時台では、好みやニーズが異なります。

 5時台は、サラリーマンは食べませんが、立地しだいで、学生さんが安く軽く食べたいなどのニーズがあります。

 深夜になると、飲みの要素が大きくなります。


 夜を二分割、立地によっては、夕方、夜、深夜の三分割にして考えるのも手です。

 この手法は、飲食以外のコンビニなどの小売りでも同様です。

 ファミリーマートでは、朝、昼、夜で、コーヒーを変えるそうな。
あじわい Famima Cafe新商品】でしょうか。

 弁当、お菓子なども、時間帯で売れ筋が違うので、そのつど、比率を変えるのが、狭い店舗を巧妙に使うポイントになるでしょう。


 書店などは、朝と夕方でニーズが違うかは不明ですが、やってみると面白いかもしれません。