なぜか、日ハムの監督さんに、栗山英樹氏が就任することに。
なぜ、という疑問が頭を離れない。
栗山英樹氏のプロ野球選手としての実績は、特別なのではない。
もっとも、病気さえなければ、もっと数字を残しただろうし。
病気に苦しみながらも、現役を続けたという点こそを評価すべき点かもしれない。
とは言っても、コーチ歴がない人がいきなり監督なんて無茶すぎではないだろうか?
スーパースターだった原監督も、いちおうコーチを経験している。
秋山監督も、渡辺監督も、
岡田監督も真弓監督も、2軍監督・コーチから始めている。
落合さんは、プロのコーチこそはしていませんが、いろいろと後輩の野球選手に指導した実績がありました。
2011年度の監督は、全員、過去に監督・コーチを経験した人ばかりですね。
今の時代は、スターの引退後、即監督というのは少ない。
古田さんは...失敗でしたね。
古田さんは、監督として実績残さなかったですね。他のチームみたいに2軍スタートでも良かったと思います。
2軍監督・コーチから始めて良かったような。
(たしか)コーチ歴なしで、近鉄の監督に就任してチーム崩壊、その後の低迷の引き金になったのが...鈴木啓示氏。
堀内氏は、コーチ歴もあったけど...駄目だったので、コーチ歴がある=良いとは限らないけど。
不安であること間違いない。
日ハムの今年の後半戦の内容は、いまいち。
その上、来年はダルビッシュも居なくなるし、下位低迷は確定か?
【コーチ陣の人選は?】
監督と選手だけで野球をするわけではないので、重要なのがコーチ陣。
日ハムの場合、コーチの人選はフロントが中心とのこと。
しかし、権限があったとしても、フロントは権威までは付けられない。
選手としての実績があれば、数ヵ月は権威を持つことは出来ますが...
コーチ・監督歴なし、実績もそれなりでは、権威の面で苦労するのが目に見えています。
ヒルマン氏は、国内実績こそないですが、海外での監督実績があるので、多少は権威はあったはずです。
選手だけではなく、コーチ陣とも揉めそうです。内紛が不安です。
そこはコミュニケーション能力に期待しましょう。
【北海道との縁】
ヤクルトの監督なら判らなくもないのですが...いきなり日ハムの監督へ。
他の考えられる理由としては、北海道栗山町にある「栗の樹ファーム」という野球施設。
ご自分の名前ということで、野球施設を作り、いろいろと活動されていたそうです。
このことから北海道といろいろと縁があったということでしょうか?
縁はそれだけではない。
【別の縁】
栗山氏は、創価高校出身。
日ハムの創業者は、そちら系の方と聞く。当然、栗山氏は知られた存在だったのでしょう。
日ハムには、小谷野選手、八木選手など、創価高校、大学出身の選手が微妙に多い。
結果的には、プロとして結果を出しているので、単純な縁故採用ということはないようです。
そちらの方での縁が、監督の人選でもあったかもしれませんね。
【個人的には...】
北海道出身者の元ヤクルト監督若松さんや日ハムでピッチングコーチをしていた佐藤義則さんとか、人材はいるんだけどな...