東京の真似をすると、かならず東京よりも遅れる。 〜札幌は冬、九州・沖縄は夏のファッションをリードしたら良いのに

 東京の真似をすると、かならず東京よりも遅れる。
 そして、真似のため、創造性が発揮できないうえ、育たないため、東京追随から抜け出せない。


 その一方...沖縄は東京よりも早く温かくなり、札幌は東京よりも早く寒くなるため、沖縄は夏の、札幌は冬の重要なマーケティング場所になっていたりする。


 つまり、沖縄では、これが売れているから、夏はこれが売れるだろう。
 札幌では、これが売れているから、冬はこれが売れるだろう。
 という判断が行われている。


 東京発、札幌・沖縄経由、全国行きなのだ。


 沖縄や北海道には、観光客が多い。
 そのため、観光客が真似したいと思うようなファッションを提案できれば、全国に広めるのもあながち不可能ではない。

 沖縄や札幌に人たちが、センスを磨き、創造性を増せば、
 東京発ではなく、札幌や沖縄は、札幌発や沖縄発全国行きも可能なのではないだろうか?


 札幌は冬、九州・沖縄は夏のファッションをリードできる時代が来たら、日本も少しは元気が出るような気がする。


【札幌から広げる方法】
 ミラノは雑誌の広告スペースを買うことにより、ミラノコレクションの地位を上げました。
 札幌も、札幌コレクションをやる一方で、雑誌の広告スペースを積極的に買うと必要がある。
 ある程度覚悟が必要。


【札幌から広げる場合の問題点】
 問題は...①現状の札幌の創造力不足による量不足。
 ②東北との交流の少なさ、交通運賃の高さだ。


①に関しては、行政は冬物ファッションのコンテストやファッションショーに税金を投入してでも、力を入れる。ミラノがやったようにファッション雑誌の枠を買う。記者を招待するなどが必要でしょう。

②に関しては、青森の人が札幌に行くよりも、東京への夜行バスの方が安いという状況に手を打たないといけない。
 航空機にしても、鉄道にしても、運賃が高すぎる。