なぜ、若い人は会社を辞めるのか? 〜就職難だからと言って辞めないわけではない。

 ワールドビジネスサテライトを見て。
 何と言うか、不十分な感じだ。

 就職難で、苦労して入った会社をなぜ簡単に辞めるのか?
 ポイントは以下の感じでしょうか。
①就職することが目的化。
②就職できる人は、そこそこ優秀な人。
③職場環境 人を育てられない職場 働きたくない職場。


①就職することが目的化
 昔は、この業界に入りたいと言って入るけど、今はなかなか難しい。
 とりあえず、入れれば、どこでも良い。という学生。
 大量の会社にエントリーするため、一社当たりのイメージが曖昧になる。
 その結果、仕事をイメージできないまま、とりあえず就職。仕事と自分のミスマッチで辞める。
 →対策:インターンや学生アルバイターを地道に雇った方が良い。


②就職できる人は、そこそこ優秀な人。
 就職難と言われても、内定をもらえる人は、複数の会社からもらえたりします。
 他の会社でもとりたがる人材。そのため、転職が容易


③職場環境 人を育てられない職場 働きたくない職場
 離職率は、企業により何倍も違う。
 若者が止めるのは、ここ2・3年の話ではない。
 結局、十数年前から職場が荒れて、ギスギスしている。
 働いている人も、本当は辞めたいけど、辞めると転職もできず生活できないからと言って働いている人が多い。
 若者が辞めるではなく、若者だから辞められる職場だったりする。
 自分がその職場で、成長できるかどうかというのは、今の時代重要なキーワードだ。
 この職場に居ても、成長できないと感じれば、我慢して居てもしょうがないと考える。
 技能の育成などが中途半端で潰しが利かず、長く居れば居るだけ転職に不利になる会社には居たくない。
 その結果、会社を辞めるのだ。


 その証拠に、「やりがいがある」「成長を実感できる」仕事や職場は辞める人が少ない。