ミスティークとエンゲージメント今後、キーワードになるだろう言葉

【ミスティーク】
 「ミスティーク」(mystique)なんでしょうか?
 知り合いは、「ミステイク」(mistake)と勘違いしましたが...「神秘的雰囲気」と言う意味です。
 なんとも、判ったよう判らないような感じですが...
 従来、高級品・高級サービスと言いますと、「ラグジュアリー」とか「ゴージャス」という表現ですが、今後は「ミスティーク」という点が重視されていていくと思います。
 さて、私は、どこでこの言葉を知ったかと言いますと、「リッツカールトン」のゴールドスタンダードです。
 http://corporate.ritzcarlton.com/ja/About/GoldStandards.htm
 なかなか良いこと書いていますね。
 日本人は「ワビ・サビ」の文化ですし、「ラグジュアリー」とか「ゴージャス」などの感性と対照的な神社・仏閣の雰囲気も好きです。そのため、高級店に置いても、普通の店に置いても、「ミスティーク」を感じさせることが重要になると思われます。

【エンゲージメント】
 ここでは、説明しませんが、覚えていると面白いかもしれない言葉です。
 エンゲージリングは、婚約指輪です(英語では、エンゲージメントリング)。エンゲージメントは、婚約とか、約束とか言う意味ですが...もっとも、この場合は、「上手くかみあっている」「順調に進行[動作]している」の感覚のほうが良いかもしれません。
 このエンゲージメントという言葉は、「マーケティング」と「人事」で出てくる言葉なのですが...意味が異なります。
 もっとも、同じ時代に、同じ単語が注目されると言うことは、何らかの時代を表す共通点があるということなのですが...
 以前は、「マーケティング」と「人事」でも「ロイヤリティ」(忠誠心)と言う言葉を使っていましたが、現在は、「エンゲージメント」という言葉が増えています。
 基本的に、顧客とも従業員とも、「共感」とか「価値の共有」が重要になっている時代ですので、「ロイヤリティ」よりも、「エンゲージメント」が多用されるのではないかと考えられます。