ベネズエラも大変だな。

グアイド国会議長が暫定大統領就任を宣誓

して、欧米や南米諸国が、現独裁者のマドゥロ大統領ではなく

暫定大統領の人を正当だとして支持している。

 

アメリカは経済制裁しまくりで

ベネズエラは石油輸出などによる輸出代金・外貨の支払いを、ベネズエラ政府ではなく、暫定政府の銀行に支払われる可能性がある。

完全に兵糧攻め

 

軍や行政府にもクーデターを焚き付けている訳で、なんとも凄い状態だ。

 

もっとも、世の中、全てがアメリカの思い通りに行く訳ではない。シリアとか独裁者が踏ん張る場合もある。

外国と手を結んだ人間は、所詮海外の操り人形な訳で、そんな奴を国のトップにできるか? という切実な問題がある。

植民地を経験した国ならば、有能な植民地か、無能な独裁者どちらがましかで悩むかもしれない。

 

シナリオとして。

民主化で国民皆幸せ。

民主化。でも石油で欧米資本と金持ちだけ幸せ。

③親米独裁。石油で欧米資本と金持ちだけ幸せ。

④内戦で大量難民。

⑤独裁維持で経済混乱難民。

 

 欧米のメディアは独裁という言葉に敏感だけど貧富の差には鈍感。独裁者倒せば後知らね。ってことが多い。親欧米なら独裁もOK。う〜ん、国民の幸せは遠い。 

内戦なら石油価格上昇かな。

 

ロシアとかは、ソ連崩壊後、欧米資本と一部の支配者が石油などの国有財産・利権を二束三文で取得。

超金持ちが登場する一方で、経済が崩壊して、多くの国民の生活水準はソ連以下になり、ロシアマフィア登場で治安も最悪になった。

独裁者プーチンが登場して、国民の生活水準は向上した。

 

 

21世紀は、民主主義の衰退の時代なのかもしれない。