『REDリターンズ』。英語の題名は『RED2』
いや〜楽しめました。
心にはないも残らなかったけどね。
でも、エンターテインメントとして十分楽しめましたよ。
観客席の他の人たちも、みんな満足という感じ。
期待通りの物を若干期待以上に見せてくれた感じでしょうか?
なんでだろう。
ストーリーが特に凄いとか。
アクションがもの凄いと言うのは無いんだけど。
結構、荒唐無稽の設定も多い。
キャラクターも、そつなく魅力的だし。
会話ややり取りも面白い。
エンタメとして充分面白い。
単なるアクションものを見に来たつもりで来たら、それ以外のオマケで意外に楽しめたお得感でしょうか。
ただし、若い人の感性から見たら、どうなんだろう。
もしかしたら、年齢で面白いと感じるかどうか、別れたら怖い。
悲しいかな、1を見ていなかったのでキャラクタの関係が良く判らず。
「イ・ビョンホン」の立ち位置が良く判らず。
強いのは判るけど、中途半端に若いような年のようなキャスト。
悪くはないけど、もったいない感じ。
【ネタバレ】
変人、天才科学者ベリーとして、アンソニー・ホプキンスが出て来るんですけど・・・
あっという間に、若い黒幕を倒して、真のボスになるわけですが・・・・その展開は読めちゃうんですよね。
だって、この人が出てきて、チョイ役で済むわけがないじゃないですか。
一瞬、キャストだけで犯人が判る2時間サスペンスかと思いましたよ。
まぁでも、それもお約束なんでしょうけど。
それにしても、この映画。
思いっきり西側諸国が、正義の味方じゃないんですよ。
英国も、アメリカも、バンバン人を殺す。
そして、陰謀を巡らすのはアメリカと英国。
ロシアは、それに翻弄されるだけ。
テロリストと戦う、アメリカと英国ではなく。
テロリストを育てる、アメリカと英国なのがかなり皮肉。
まぁ、誰もそんなの気にしないけどね。