日本代表ヨルダン戦敗北 〜2失点の方が問題なんだけど

 う〜ん、負けちゃった。
 運で負けたのではなく、力で負けたのではなく、ミスで負けた感じでしょうか。 


 1失点目。マークミスでしょうか?
 競り合って負けたというより、相手を意識しておらず、待っていて横から取られた感じ。
 ちゃんと相手を意識(マーク?)をして、ポジションニングをしていれば、競り負けなかったような気がします。
 代表クラスでもするんだと思うくらいの痛い痛いミスですね。


 とは言っても、若干の疑問がないわけではありません。


 フォーメーションを調べると、どうにも、バニアテヤ選手は右(ヨルダンのフォーメーションに関する資料が少ないので間違いか?)。対して、岡崎選手は、右なので、ポジョション的には逆なのですが・・・
 どういう基準でマークする選手を決めているんでしょうね。


 たぶん、バニアテヤ選手が動いたんでしょう。


 試合中、ポジションの代えたのか、セットプレイの時だけ、中央に動いたのか、動画や記録がないので、評論不能です。
 YOUTUBEの動画を見ますと、蹴る直前に、ポジションの位置を切り替えたように見えるのですが・・・確実にそうだとは言えませんので、なんとも。
 

 ニアに日本3人、ヨルダン1人
 センター、日本3人、ヨルダン3人
 ファに、日本2人、ヨルダン1人


 う〜ん、難しいですね。


 2失点目。

 こっちの方が、対策が難しいかもしれない。


 今野選手が詰め寄ったことによりできたスペースを見逃さす。
 執念の意地のスペースへのパスと、走り込み。
 かなり泥臭いプレイですが、効果は絶大でした。
 

 大元のミスは今野選手なのですが・・・やっぱり相手の意地を褒めるべきか。


 その後は、完全に後手状態。
 一見、足で負けたように見える。でも、スタートで遅れたようにも感じられる。
 どのみち、足を早くしろと言っても無理なので、対策は、ポジショニングだろうか?
 どのみち、上手い方法がない。
 そもそも、この位置に吉田選手がカバーに行く自体が普通じゃないんだから。


 高い位置で球を取られた場合、時間稼ぎを誰もできないのでDFとしては辛いというところでしょう。


 この場合、一見、吉田選手は追いついているけど、絶妙のタイミングで、相手に中に入られてしまっています。
 結果、吉田選手はU字型(V?)に動くため、減速して追いつけない。
 ファウルをするにもスピードが速いので、足を動かすのが精いっぱい、引っ掻けている暇なんてないよという感じでしょうか。


 本来ならあまり詰めず、そのままサイドの方にドリブルさせるんでしょうけど。
 そうなると相手がスピードに乗った状態でのペナルティエリアでの勝負になりかねない。
 詰めたくなるのが、心情でしょう。


 詰めた結果、相手の方がスピードに乗っていて、早く、上手く切り返され、中に入られている。
 ハイル選手にとっては、10回やって1回成功するぐらいの会心の出来だったのではないだろうか?


 FWに会心の出来をされると、DFなんて、引き立て役に過ぎない。このシーンはそんな気がする。