悲しいくらい歩道がない郊外の街

 東京の郊外を移動していると、悲しくなる時がある。
 トラックがガンガン走っている道路が通学路になっていて、小学生の子供たちが歩道を歩いているのだ。
 歩道があったとしても、排気ガスとか健康に良いわけない。


 郊外で畑が多いんだから、土地がないわけではない。
 なんで、こんなことになっているかと言うと、単純に歩行者のことをあまり考えていないためだ。
 生活道路は、ぶつ切り、袋小路状態になっていることが多い。
 これは、抜け道防止、無用な車を通さないために有効なんだけど。
 歩行者の通行も完全に妨げている。
 幅2メートルで良いから、歩行者専用の道路があるだけで、どれだけ移動が楽になるんだろう。
 どれだけ、子供が安全に移動できるんだろう。


 対照的に、昔ながらの下町は、車の通りは不便だけど、歩行者が通れる道というのが、あったりする。





 もう少し、歩行者を念頭に置いた設計をしても良いのではないだろうか?