野手を大型補強する阪神に長期低迷の予感

 こちらの記事。
『【プロ野球】大型補強の行方。阪神、DeNA、楽天に「下克上の予感」』を呼んでの感想だ。
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/2013/01/14/___split_58/
 上記の記事ですと、大型補強することにより、下克上するという記事なのですが。
 私はむしろ逆で、短期的には良くても、野手を大型補強の阪神に長期低迷の予感がする。
 もちろん、DNAも。


 私、以外にも若手育成の妨げになると考えるファンは多い。


 一昔前、大型FAと言えば、巨人だった。
 大型FAをやっていた巨人は、最初は良かったけど、途中からFAで来る選手が邪魔になって、若手が出てこれないチームになってしまった。
 これが堀内監督の時代でしょうか。


 その後、方針転換して、ドラフトの選手や若手が毎年のように打倒。投手の大型補強とも相まって、山口などのピッチャーに初めって、坂本、長野、怪我気味だけど松本などの若手野手が出た。


 対して、大型補強した村田は、優勝受取人となり、居ても居なくも、年俸を考える居なくてもいい選手だった。


 野手を育てるのは、投手よりも難しいし、手間がかかる。どうしても、試合に出て、投手とある程度の対戦数がないと成長しないためです。
 これは打撃と言うのが、経験やイメージ力に強く依存するためだと思います。
 そして、投手は、余ることがないけど、野手はポジションの数が決まっているから、取り過ぎると余る。そして、若手の成長機会を奪う。


 そのため、野手の補強をするチームは、どうしても若手の成長が停滞する。


 野手を大型補強する阪神に長期低迷の予感がどうしてもしてしまう。