2012年の世界ブランド番付によると、日本企業ではトヨタ自動車が10位 〜マーケティングで考える

 米調査会社インターブランドが発表した2012年の世界ブランド番付によると、日本企業ではトヨタ自動車が10位だそうです。


出典はこちら。
http://www.interbrand.com/Libraries/Press_Release_JP/BGB2012_121003JP.sflb.ashx


 さて、他の自動車ブランドは、どうなんでしょうか?
 メルセデスベンツが11位。BMVが12位、ホンダは21位、日産73位となっています。
 結構、接戦の勝負ですね。


 ポイントは前年度比で、トヨタ9%、ベンツ10%、BMV18%UPですので、注意しないと来年は危ないかもしれません。
 この会社の場合、ポイントはブランドの金銭的価値です。トヨタの価値は、320億ドルとのことです。


 ソニーは、サムスンと完全に差を付けられてしまいました。
 頑張ってほしいものです。
 面白いことに、キャノンのブランドの方が、ソニーより上なんですね。


 サムスンが大躍進しましたが、原因はスマートフォンでしょう。
 アップルのiphoneより売れていますからね。
 現代は、テレビよりも、携帯やスマートフォンの方が身近な家電なので、ブランドに大きな影響を与えるようです。


 韓国企業は、携帯をブランド認知の突破口にしました。
 対して、日本はテレビこそ家電の王様と考え、テレビは力を入れましたが、携帯には力を入れず。
 早々に撤退。
 海外で、一番元気だったのは、ソニーエレクソンでした。


 ウォークマンや携帯ラジカセで、1時代を築き、トップブランドに輝いたソニーを見ますと、昔も今も、身に着ける家電を制することが重要だと言うことは変わらないのでしょう。