面白いことに、革新的な製品の多くは、スカンクワーク(非公式プロジェクト)から生まれる。
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/skunkworks.html
画期的なイノベーションの創出においては組織モデル以上に、研究者・技術者個人の意欲と独創性を活かすことが大切となる。そのことを知る研究開発組織では、研究者・技術者が会社から与えられた業務とは別に私的な研究を行ったり、すでに中止を宣告されたプロジェクトをこっそりと続けたりしている場合、見て見ぬふりをすることが少なくない。
古くはソニーのウォークマン、東芝のフラッシュメモリ、富士通のプラズマテレビなどは、スカンクワークの賜物。
上司に大目に見てもらって、他の研究費・開発費を流用している場合も、あったりする。
今の時代、他の研究費・開発費を流用を認めるほど、肝の据わった上司がどれだけいるだろうか?
ほとんどの技術者が、目の前の仕事をするのに追われて、明日の技術を夢見る時間などのないのではないのだろうか?