人間は人間に強く反応するようにできている。
単純な文字よりも、人間は、人間の姿、声に強く反応するようにできています。
予備校とかが判りやすい例です。
教科書など本を読むよりも、先生の講義の方が判りやすいような気がしませんか?
黒板などに書いている図など教科書とほぼ同じに関わらずです。
理由は、脳が文字よりも人間の声や顔・姿に強く反応するためです。
逆に考えますと、人間は文字に意外と鈍感なんです。
言葉がない民族はありませんが、文字がない民族は沢山あります。
音声をベースにした言葉が本能レベルの機能なのに対して、文字と言うのは本能レベルの機能ではりません。
音声をベースにした言葉は、日常生活をしていれば、自然に学習していきます。
それに対して、文字を読み書きは、トレーニングしないといけません。
【ビジネスとの関係は】
日本はキャラクターが多いですが、これは人間が人間に強く反応する点を利用したものです。
つまり、覚えられやすいわけです。
あと接客の善し悪しもそうです。
人間は、かなり接客の善し悪しで、購入を止めたり、ファンになったりします。
予想以上に、お客様は、接客で動きます。
商品の善し悪しよりも、接客で決めているのではないか? と思うような時すらあります。
消費者の多くは、かなりの比率、人間を見て決めているんです。
なぜ、人が詐欺に引っ掛かるのか?
それは詐欺師が、自信満々に進めるからです。
商品の質を論理的に説明するよりも、営業の人が自信を持って進めているかで、商品・ビジネスの信頼度が決まったりします。
私は接客などは苦手ですが、少なくとも人前に出る時は、自信を持って出るようにしています(もちろんそのための準備もします)。