続いているには訳がある。

 企業が続いているのには、訳があります。
 世の中には、良く経営が続いているなと思う企業もあるのですが、それでも、それなりに続いています。
 つまり、どんな中小企業にも続いている以上は、何らかの強みがあるわけです。
 自分の知っている自分や自分が知らない自分があるように、企業が知らない意識していない強み・弱みがあります。
 コンサルティングは、それらに気が付き、有形無形の強みを伸ばし、弱みを無くす、弱めるのが仕事です。
 企業の方が覚悟されれば、ボロ儲けは、出来なくても、大抵の場合、収益の向上・改善は出来ます(なかにはどうしようもないのはありますが)。

 企業の業績が悪化する理由の多くは、何らかの原因で強みが、なくなったか、生かせなくなった場合です。
 中小企業の場合、人が抜けることにより、強みがなくなる場合があります。
 もっとも、突然にビジネスモデルの強みがなくなるのは稀です。予兆は出ていて、気が付いている人は、とっくに気が付いています。しかし、その予兆を見ない人(見つけられない居人ではない)は、ある日、突然気が付いて、急速に強みがなくなったと感じます。