守備力と攻撃力 オランダ戦を見て

 誰でも知っていることですが、サッカーの場合、守備時間+攻撃時間=90分です。攻撃時間=90分-守備時間でして、守備時間が増加すると、攻撃時間が減少します。逆に守備時間が減少すると攻撃時間が増えます。ここが、野球との大きな違いです。
 戦争の歴史を見ますと、新兵器が出てきて、攻撃力が双方とも増加しますと、当然、守備がより重要になります。
 守備力の低下が、致命的になるためです。
 昨日のサッカーを見てますと、そんな感じです。守備力が僅かでも低下すると、強力な攻撃力の餌食になる。
 攻撃力を上げるため、守備力を犠牲にしたのでしょうが、結果、守備が破綻して攻撃できる機会がなくなってしまいました。
 セコイようですが、つくづくサッカーは守備が重要だと感じる試合でした。
 日本は、得点力不足が常連れ言われていますが、守備力も不足していると思います。本田選手のような守備をあまりしない選手が居て、大丈夫な程、日本の守備力は高くないという問題があります。
 本田選手の実力云々以前に、現状では使えないと思います。