スマホと携帯型ゲーム機を比較した場合、ハッキリ言って携帯型ゲーム機は分が悪い。
【スマホの有利な点】
①販売台数
②タブレットとの相性
③ハードスペック
④課金制度
の三点で負けているためです。
①販売台数
例えば、iPhone。1年間で1億台以上売れています。Androidもそうです。
DSは2012年1月末で、累計で1億5000万台。
このDSの数字もとんでもない数字ですが・・・・
スマホはほぼ1年でそれだけの台数を売ってしまいます。そのため、潜在的なユーザー数は、携帯型ゲーム機とは段違いです。
ちなみに、過去主要、ゲーム機台数。
メガドライブ:3500万台
SFC;5000万台
ファミコン:6000万台
PCエンジン:400万台
②タブレットとの相性
近年バカにならないのが、これですね。
iPadは年4000万台出ています。iPhoneと合わせれば、年1億5000万台です。
2012、13年は、さらに伸びるので、年2億台は行くでしょう。
③ハードスペック
時期によりますが、ハッキリ言って、スマホの方が上です。
どのくらいかと言いますと、ゲーム機メーカーが比較されるのが嫌で、スペックの公表を避けるほどです。
特に、メモリのサイズ差が大きいですね。
iPhoneとか、512MBとか信じられない程のメモリサイズです(OS分がありますのでゲームで使えるのは少ないですが)。
3D機能もかなり高くなっています。
スマホの方が、格段に値段が高いですからね。
④課金制度
携帯ゲームソフト会社は、アイテム課金で儲けていますが、
決済機能が弱いゲーム機は不利になっています。
大人が所有の中心なので、月一万程度使っても問題にはならない点も大きいですね。
【ゲーム機の有利な点】
①ボタンなどのインターフェイス
ボタンなどのインターフェイスでは、ゲーム機が圧倒的に優れています。
アクションゲームのやり易さなどは、ゲーム機が圧倒的に有利です。
おそらくは、ジャンルごとに分かれるのではないでしょうか?
【棲み分けのジャンル】
■スマホ
・無料(課金)ゲーム
・アドベンチャー
・RPG
・シミュレーション
■ゲーム機
・アクション
・RPG,アドベンチャー
・FPS
・シューティング
・格闘ゲーム
総じて、ゲーム機の方が市場が小さいような気がします。
海外では、FPSが人気ですので、もう少し耐えられそうですが。
FPSはPC系というライバルがいますので、油断できません。
なんか、日本ではゲーム機が負けそうな感じですね。
まぁ、単純に台数だけで考えれば、PCで出るという結論に、なるでしょうけど。
ユーザーが一番持っていそうな機種という点で考えますと・・・・