ソニーの電池事業部売却 〜ソニーの強みはどこなのか?

 ソニーの電池事業部売却のニュースを新聞などで知りました。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/121130/bsb1211300716000-n1.htm
 売却先は決まっていませんが、売る気ですね。


 以前から、売却のニュースがありましたが、
 電池事業部は、影のエース的な存在でしたので、なんともさびしい話です。


 ソニーと言えば、ウォークマンやハンディカムがありましたが、それを陰で支えたのが、
 小型大容量の電池ですね。
 いくら小さくても、利用時間が短ければ、がっかりですからね。
 スタミナハンディカムなど、利用時間の長さを前面に出した商品もありました。

 そして、同じ容量ならより小型に。


 そして、ソニーリチウムイオン電池など、大容量電池を積極的に開発・実用化して市場を引っ張ってきたのですが。
 このたび、撤退することに。


 今の時代、部品事業部が作成した部品を自社で抱え込まずに、部品を外販することが多いので。
 皮肉なことに、結果として、良い部品が製品の差別化要因にならないということになっています。
(モデル遅れになると、外販部品としての魅力を失いますので、最新部品を出す場合も多いです)


 利益率が高ければ、自社で持つでしょうが、高くない場合は、切られてしまうと言う残酷な話です。


ソニーはどこに行くのか】 
 さて、ソニーは部品を作らず、組み立てもせず、企画と販売だけの会社になるのでしょうか?
 なんか、そんな感じですね。

 アップルは、脱製造業していますが、ソフトウェアは自社で作成しています。
 ソフトウエア・サービスを部品と考えると、アップルはその点で差別化しているわけですね。

 サムスンは、自社で部品を作って、ガンガン売っていますね。内に対しても、外に対しても。


 ソニーは、どこを自社の強みとするのでしょうか?
 結果的にはアップルを目指すのでしょうか?
 でも、OSとか、関連サービスも自社じゃないですからね。
 結局、コアになる部品がない。


 現状だとちょっと判り辛いですね。
 電池は核になる部品だったのですが、それを切ってしまうため、迷走感すらあります。


 その点、半導体を強みにしている東芝の方が判り易い。
 まだまだ、ソニーの迷走は続きそうですね。