ジュースやサプリだけじゃないサジーの利用法 

 健康食品として、サジー(沙棘)と呼ばれる果実の一種が注目されているようです。
 日本では、サジー(沙棘)という名前で呼ばれいますが、これは中国語名ですね。

 名前も英語ですと、Hippophae、シーバックソーン(sea-buckthorn)、シーベリー(seaberry)、モンゴル語だとチャチャルガンとなります。


 グミの一種でして、西はイギリスを含む西欧・北欧から東は中国・モンゴル・シベリア、南はパキスタン・インドの高山まで広く分布しています。
 日本には野生種がないので、日本ではマイナーな果実ですね。


 日本は、サジー(沙棘)と言うことで、中国的な感じが強いものですが。
 英語では、シーバックソーン(sea-buckthorn)、シーベリー(seaberry)とSEAが付いていますが、西欧ではもっぱら海岸に育つためみたいです。
 対して、中央アジアでは乾燥地に広く分布し、また高山にも自生しているようです。


【利用方法】
 どうにも、日本ではジュースやサプリなど利用方法が単調ですね。


果実にはビタミンCが豊富で、ビタミンA、ビタミンE、さらに果物としては珍しく油脂を含みます。
 そのため、オイルとしての利用も多いですね。オイルなので、スキンケアや石鹸など非食用の利用も多いみたいです。
 アメリカのアマゾンの商品とかを見ますと、普通の食用というよりも、サプリやスキンケアオイル、石鹸の使われ方が多いですね。

 

 フィンランドなどでは古くからジャムや果実酒などで食用にされていたそうです。
 甘味もあるが、酸味と渋味が強いためそのまま食べることは少なく、冷凍して渋味を弱めたり、他の果物とともにミックスジュースにしたり、パイ、ジャムや果実酒の材料にすることが多いとのことです。


ジャムやパイなどの情報は、英語ばかりです。


やっぱり第一の利用はジャムかな?
http://bloomsandfood.com/2011/11/08/sea-buckthorn-berries-make-good-jam/


いろいろなレシピ(英語)
http://seaberry-hippophaerhamnoides.blogspot.jp/p/seaberry-recipes.html
クッキーにいれも良いみたいですね。


リンゴとサジーのパイ(英語)
http://yiamy.com/2012/01/21/apple-and-sea-buckthorn-berry-pie/


【日本での栽培】
 日本では自生していないのですが、北海道のフォレストベリー農園で商業栽培はしているようですね。


 こちらのHPです。
 http://seaberry.ca.shopserve.jp/index.htm
 サジーではなく、seaberryと言う名前で売っていますね。GOOGLE検索のことを考えたら、シーベリーではなくサジーの方が良いと思うのですが。
 ジャムとか取り扱っているみたいです。