特許の会社所有で、日本の企業は繁栄するのか?

 以前、青色led発明者の中村修二さんが日亜化学との裁判で、対価200億円を請求しました。


 この裁判で、ある経営者は、中村修二さんみたいな人が増えたら日本が破たんするとか、企業の破綻・競争力がなくなるみたいなことを言っていましたが・・・・


 めちゃくちゃですね。
 発想が逆です。


 中村さんなくして、日亜化学のLED部門は存在しないし、世界の最先端を走ることはできませんでした。


 日亜化学はLED関連で累積1兆円以上の利益を上げていました。
 200億円払った程度では、倒産なんかしませんよ。


 赤字企業に200億円払ってではなく、1兆円以上の利益を出しているんですから、金銭的には問題ない。


 中村さんみたいな人が、何人もいたら、日本はもっと豊かになっていますよ。


【現状の経営】
 現状の経営の経営は真逆で、会社は付加価値を上手く生み出せないのに、利益がだ気は増えています。
 どうやっているのか?
 従業員の賃金を減らしているんです。


 どこかの雑誌で、付加価値が2兆9000億円減っているのに、企業利益は5兆4000億円増えていると書いてあった。
 従業員の賃金を8兆3000億円も減らしているのだ。


 日本経済を衰退させるのは、中村さんのような発明者なのか、経営者なのだろうか?
 バカな経営者を優遇したところで、どうしょうもないのに。