2010年、成長への準備を

 あけましておめでとうございます。
 現在、日本は不景気二番底が心配されていますが、海外では既に底を抜けた地域(韓国、台湾、アセアン諸国、オーストラリア、ロシアなどなど)が出始めています。
 近年、日本国内の景気回復は、海外に比べますと、だいたい1年遅れる傾向がありますので、日本国内はあと1年駄目だと思いますが...(以前は早い国だったのですが)
 海外勢は、一気に投資などを始めますので、ここで後れを取りますと、成長期で後れを取ります。
 とは言いましても、円高や生産力には余力がありますので、ここでは、新製品への開発への投資を重点的増加させることが重要です。
 国内の小売・サービス業は、今年も成長がなく、つらい一年になると思いますが、やはり成長への準備が必要になります。
 不景気だから成長なんて無理だという考え方もありますが、それは負け組み企業です(負け組み企業の成長率はGDP成長率より低く、勝ち組のそれは、GDP成長率より高くなります)。また、多くの日本の企業は中小企業です。そのため、ここの企業の成長率は、GDPの成長率に依存するよりも、ここの企業のビジネスモデルなどに依存します。
 ようは、あなたの会社が、勝ち組になれば良いのです(勝ち組・負け組みという言葉は嫌いですが)。
 今は優秀な人材を集めるチャンスですので、この気に、人材を取ることが出来れば、来年の成長への土台になります。